揉めない遺産相続のために-秘密証書遺言の書き方と注意点-

秘密証書遺言とは、公証役場に遺言書を提出して、公証人と証人でいっしょに開いて見る制度のことです。まああまり実務では使わないんですが。自筆証書ならみんな知ってるじゃないですか?公正証書遺言も知ってると思います。けどその2つではないんですなあ。

けど秘密証書遺言の書き方は自筆証書遺言とほとんど同じなんだけど、ちがうところが2個あるのよ。

1.署名以外はパソコンで作成してもよい
2.遺言書は封をして密封したあと印鑑を押す

注意しなければならないのは、秘密証書遺言は密封されているので公証人でさえ中身を確認できません。したがって、遺言書の中身に記載ルールに反する部分があると、遺言が無効になるデメリットがあるということです。

とは言っても、相続人が多く親族関係が複雑な場合は、遺言書の改ざんや悪意の遺棄など、遺産相続で揉めることがありますので、そのことを思うと秘密証書遺言は相続トラブルを回避する有効な方法だと言えます。ただし、遺言書の書き方は、やっぱり慎重を期すべきですので、相続専門の弁護士にチェックしてもらうとよいでしょう。